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インターンはとりあえず参加?でもその前に
就職活動スタートの時期、話題になるのがインターンシップ(以下インターン)ですよね。 年々、企業のインターンは盛んになってきています。 今これを読んでいる就活生の中にもインターンに参加しようと思っている方が多いのではないでしょうか。 しかし、周りが参加するから、という気持ちで準備不足のままインターンに参加すると逆効果になることも!? それではどのように臨めばよいのか、確認しながら一緒に学んでいきましょう。



何を目的としてインターンに参加するのか?
「就活を終えた先輩の話を聞くと、どうやらインターンに行くといいらしい…」
もしかして内定への近道なのかな?と思ってインターンへの参加を決めるケースが多いようですが、 そもそも、何のためにインターンに参加するのでしょうか? その部分を固めずにインターンに参加しても、得るものはありません。 それどころか、準備不足が企業にマイナスの印象を与えてしまうこともあります。 (それが志望度の高い企業だったりすると、キビシイですね…)

私はここ数年、国の就職支援事業に携わっています。求職者(新卒者)がインターンを経て企業に就職する、という流れの事業なのですが、参加する方によって結果に大きな差が生まれます。 エントリーする段階では皆、同じような実力なのですが、いざインターンが始まると、順調に就職が決まる方と、リタイヤしてしまう方に分かれるのです。

ではその差は何か? 能力やスキル?いえ、皆ゼロからスタートするので差はありません。 明るい印象の人・話すのが上手な人?明るい印象は大事ですが、それが全てではありません。 話の上手い・下手も関係ありません。2つを大きく分けるもの。それは「目的を持って取り組んでいるか・否か」なのです。


ここに「目的と行動」に関する有名な話があります。
ある国で旅人が作業をしている職人に 「何をしているのか」と質問しました。

すると一人の職人(Aとします)は 「石を積んでいるのだ」と答えました。

別の職人(Bとします)は 「壁を作っているのだ」と答えました。

また別の職人(Cとします)に聞いたところ 「教会をつくっているのだ」と答えました。


さて、この3人の中で一番質の高い仕事をするのは誰でしょう? 当然Cですよね。Cの仕事には目的があるのです。目的があるということは一つ一つの作業にも意味が見い出せます。吸収すべきことが明確になります。 つまり、行うことはAもBもCも同じなのですが、 「視点・思考の違いが結果を大きく動かす」 ということなのです。
このようにどこを見て、何を目的にしているかによって仕事は変わってきます。 (これを「ラダー効果」といいます。)
考えが違えば見るものが変わる。行動も変わり、結果も変わる。

上記の事業で無事就職することができるタイプの方は 「この会社で働きたい」「正社員になる」「スキルを身に付けたい」など、
その人なりの目的をもち、目標を立ててインターンに取り組みます。 そうすると日々話す言葉、質問、感じ取ること。全てが目的とリンクしてくるのです。
一方、リタイヤする方は何となく参加していれば就職できるだろう、という 「特に目的がないので、参加することが目的」となってしまっているのです。 結果、前述の通りとなります。 これから行うインターンにも同じことがいえます。 「これを学びたい・確かめたい」という目的を持って臨むのと、 就職活動のトレーニング程度、やらないよりはやったほうがつながりもできていいから、 という程度の考えで臨むのとでは全く違う結果が出るでしょう。


インターンに臨む姿勢
ではインターンに臨む際にはどんなことを心がけなくてはいけないのでしょうか。 下記の3点に気をつけて準備しましょう。

1.まずはインターンに参加する目的を明確にする。
インターンシップで得たいものは何ですか?それは他でも得られることではありませんか? その企業でインターンを経験することで得られるものは本当にあなたが得たいものと一致していますか? 目的をしっかり持つことがインターンを有意義なものとするためには不可欠です。

2参加する企業・業界のことをしっかり調べる。
その企業単体だけでなく、業界のことも事前に調べ、自分の考えを準備していきましょう。 全体像を掴んだ状態で臨むことで一つ一つの業務の流れと意味を感じ取ることができます。 (何も調べないでインターンにいくことは企業に対して非常に失礼なことです!)

3インターンに臨む上で必要なこと(自分で準備できるもの)を準備する。
調べた情報以外に何か準備するものはありませんか? 特に、基本的なビジネスマナーなどは知らないよりは絶対知っていたほうがよいと思います。 インターンは「社会人体験の場」ですので、社会人の標準を学び、準備していくことが大切です。

社会人経験がない皆さんは、当然インターンの中で数多くの失敗をすることでしょう。 その失敗から多くを学び「後に活きる失敗」にして欲しいと思っています。 事前準備をしなければ失敗から学ぶ体力がつきません。 是非、目的を持ち、事前準備をしっかりして、活きるインターンにしましょう!





渡辺徹
講師:渡辺 徹
高崎経済大学を卒業後、就職情報会社、出版社を経てフリーに。
公共事業の運営メンバーとして未就職者の就業支援に携わった経験をベースに、大学生の就職活動と企業の採用活動をサポートしている。


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