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自己分析は選考対策ではない!あなたの軸を探しましょう
いよいよ、就職サイトでは、2018年卒対象の情報がオープンとなりました。就職活動が本格的に始まる時期ですね。
さて、就職活動のスタート地点に立つために、多くの学生が行っているのが「自己分析」。昨今の就職活動では、自己分析は当たり前のように捉えられており、就職講座などを通じて取り組まれています。ただ、実態を見てみると、志望企業の選考対策(求める人物像に合わせた自分の要素出し)になってしまっているケースが多いようです。
そこで、今回は自己分析をする上で意識をしておきたいポイントを3つご紹介します。これらのポイントを意識するだけで、企業の選び方がわかるだけではなく、企業との面談の時にも、他の学生と差別化ができるようになりますよ。


自己分析は「ぬり絵」ではなく「白紙に絵を描く」
自己分析はインターネット上での診断ツールなどを使って行うケースも最近は多いようですが、あなたの過去を紙に書き出し、自分の力で詳しく振り返る方法もあるなど、そのやり方は1つではありません。
診断ツールは、数多くの質問の選択肢を選んでいくことで、統計学に基づいたあなたの性格や嗜好を知ることができます。時間もあまりかけずに結果を得ることができるため、その手軽さから多くの就活生が使っています。
しかし、診断ツールによる自己分析では、どうしてもフォーマットのような結果がでてくることも多く、自己分析としては不十分です。
本来、自己分析はその名の通り自分の内面を知ることですので、◯◯性、◯◯力といった「ラベル」では表しづらいのです。企業に合わせて、それらを使って選考対策をすることも大事ですが、就職活動はまず、自分の軸を定めるところからでないと進められません。軸がないと診断結果に振り回されてしまい、就職後にミスマッチが起こる恐れがあります。ラベルを選ぶ「塗り絵」のような自己分析ではなく、自分の軸を探す「白紙に描く」自己分析が必要です。診断ツールは便利ですが、それだけを頼りにすることなく、自分の価値観を見つけ出しましょう。


過去の経験を棚卸しして、自分の好きなこと・嫌いなこと・実現したいことなどを掘り起こす
では自分の価値観を知るにはどうしたらよいのか。その時にヒントとなる方法が、「過去の経験の棚卸し」です。
私たちは、物心がついてから幼稚園や保育園、小学校、中学校、高校、大学・専門学校と、多くの時間を過ごす中で、多くの人たちと関わり、多くの経験をしてきています。成功があれば失敗もある。嬉しかった時もあれば、ほろ苦い思い出もあるでしょう。そのひとつひとつが、自分にとってかけがえの無い財産となっているのです。
それらを掘り起こし、自分の人生にどんな影響を及ぼしているかを知ることは、就職活動をする上での大きなヒントになります。診断ツールによる自己分析結果も参考にしながら、あなたの経験の棚卸しを行い、自分の価値観を探していきましょう。
自分と向き合う作業は、時間がかかり、疲れるものですが、ここで時間をかけることで、あなたしか無い軸を作ることができます。


自己分析の結果は「自分の物差し」なので、そこから企業を探し、照らし合わせをする。
経験の棚卸しが終わり、自分の考え方や価値観をつかんだら、企業との照らし合わせを行います。あなたがやりたいことができる企業を探していきます。
企業選びでついやってしまうことは、「大企業だから」「著名な有名人が勧めたから」「親が勧めたから」など、自己分析とは関係が無い物差しで、企業を探してしまうことです。ここで他の人たちからの「目」や「価値観」を気にする必要はありません。 自分が大事にしているものが、必ずしも他の人と一緒とは限りません。むしろ重なることの方が少ないくらいです。あなただけの軸を使って企業選びを進めていけば、就職した後も後悔が少ない社会人生活を送ることができるでしょう。
周りの声や規模や待遇などのみで決めるのではなく、あなた自身の軸を使っての企業選びをしましょう。


おわりに
就職活動は、ただ就職する会社を選ぶだけではなく、あなた自身を見つめ直す、人生にとって非常に大事なイベントです。簡単な自己分析ツールを使っただけで満足してしまうか、時間をかけて自分自身と向き合い、軸を見つけ出すかでは、大きな差が出ます。
私も、就活生と話をする機会がありますが、自分自身の軸を持っている学生の話は、まっすぐ筋が通っていて、何を話していても説得力があります。きっとそれは、自己分析をして得た軸をもとに、様々な質問に対して答えているからなのでしょう。
自分の本当の価値観を知ることで、企業選びがやりやすくなるだけではなく、面接での質疑応答でも、自然と答えが浮かんでくるというメリットもあります。 ぜひ、あなた自身の過去を振り返り、どんなことに夢中だったのか、好きだったのか、を思い出し、今何を思い、どういった将来にしたいのかをペンを走らせながら考えてみましょう。





渡辺徹
講師:渡辺 徹
高崎経済大学を卒業後、就職情報会社、出版社を経てフリーに。
公共事業の運営メンバーとして未就職者の就業支援に携わった経験をベースに、大学生の就職活動と企業の採用活動をサポートしている。


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