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就活相談室その3 〜合う・合わない編〜
企業の情報に触れると必ずといっていいほど悩みは出てきます。自分のやりたいことってなんだろう?自分に合ったことってなんだろう?やりたいことは合ってることなのかな??就活中のMさん(女性)も同じような悩みがあって相談にやってきました。今回は合う・合わないについてどう考えるか、について一緒に学んでいきましょう。


M さ ん :
そういえばこの間、友達と話してたんですが、自分がやりたいことと合う合わないって、どっちを大事にしたほうがいいんですか?
ワタナベ:
なかなか興味深い悩みですね〜うーん、ちょっとずるい答えかもしれませんが、どちらも大事にしたほうがいいですね。
M さ ん :
それはそうだと思うのですが、何が向いているかは、なかなかわからないですよね?
ワタナベ:
はい。就職活動を通して見つかれば良いですが、なかなか難しいですし、場合によっては働いてからも自分に合っているのか、わからないこともよくあります。
M さ ん :
だから私は向き不向きよりも、やっぱりやりたいことを重視したいな、と思います。
ワタナベ:
それがMさんの大事な「軸」かもしれませんね。何をやるかは、はっきり見えていますもんね。
向き不向きを語る際に「やること」の向き不向き、と「それ以外」の向き不向きがあって、この両方を考えてほしいなと思ったので、どちらも大事だと答えたのです。
「仕事をするということ=その会社の空気を吸うこと」
M さ ん :
それ以外の向き不向きとはどんなことですか?
ワタナベ:
簡単に言うと、どんな場所で、誰と仕事をするか、ということですね。
M さ ん :
場所や誰と仕事をするか、ですか?
ワタナベ:
はい。具体的にどこで仕事をするか(勤務地)、どんな人達と仕事をするか(社風・雰囲気など)も考えるということです。
M さ ん :
なるほど。それは確かに大事な気がする。私はこれまでやりたい分野の会社を探していこう、としか考えていませんでした。
ワタナベ:
スタートはそれでいいと思います。でも、自分が働く姿のイメージをもっとクリアにするためにはこれが必要です。
私は「仕事をするということは、その会社の空気を吸うことだ」と就活をする方々には伝えています。
M さ ん :
空気を吸う、ですか?
ワタナベ:
そうです。働き始めると一日約8時間、その環境で生活をすることになります。
その場所がどこにあって、どんな人がいて、自分がどんな時間を過ごすかは、何をするか、と同じくらい大事なことになります。
M さ ん :
確かにそうですね。同じ例かわかりませんが、ウチの大学には同じスポーツのサークルがいくつもあるんですが、そこにいるメンバーはキャラが全然違っていて、合う、合わないが分かれます。そんな感じですか?
ワタナベ:
まさにそれです!大学に同じスポーツのサークルがたくさんあるように、世の中には同じ商材やサービスを扱った会社が何社もあります。ではその中でもどこに入社するのか。商材やサービスをもっと研究して、自分が取り組みたいと思える会社を探す、というのも一つですが、どこにあって、どんな人達がいて、自分がそこに馴染むかどうか、といった視点で考えることは、その会社で長く仕事をする上でも、本当に大事な要素になります。
自分に合うものばかりを選ぶ必要はない
M さ ん :
やっぱり自分に合う環境がいいですもんね。ちなみにその辺は、今の自分の性格や考え方を基に探したほうがいいんですか?
ワタナベ:
こうしたほうがよい!という答えはありませんが、ここまでの約20年間の人生の中で、自分にとってどういったものがフィットするかは、Mさんも何となくは分かってきていませんか?
M さ ん :
それはありますね。友達のタイプとか。あとこれまで3つくらいアルバイトやってきたんですが、合う環境と合わない環境があることは分かりましたね。
ワタナベ:
それが大事です。自分に合うものは、なぜ合っているか?また、逆に合わないものは、どの辺りが合わないのか?そこを考えることは非常に就活に役立ちます。
もちろん、例外もあって、「これまでの自分なら合わなかったけど、チャレンジしたい」という気持ちで全然考えたこともなかった環境に敢えて飛び込むというのもありです。実際にそうやって、天職だと感じられる仕事を見つけた方は何人もいらっしゃいます。
M さ ん :
何も自分に合うものだけを選んで範囲を狭める必要はないんですね。私も就職したらこれまでとは違う自分になりたいな、と思ってます。
ワタナベ:
いいと思いますよ。就職は誰にとっても大きなチャンスですからね。チャレンジをすることは素晴らしいことです。
合うものを探していく就職、合うだろうものと違うところでチャレンジする就職。どちらも根底にあるのは「自分が働く姿のイメージを持つこと」です。まずは自分のことを知った上で就職活動に臨む。これが意外と難しく、避けるがゆえに余計就職活動を複雑にしてしまったりするのです。
M さ ん :
最初に自分のことをしっかり理解しなくてはいけないんですね。でも何だか大変そうですね。
ワタナベ:
確かに自分を知るには時間がかかります。でも、まだ時間はたくさんありますからね。焦らずにゆっくり進めていきましょう。



渡辺徹
講師:渡辺 徹
高崎経済大学を卒業後、就職情報会社、出版社を経てフリーに。
公共事業の運営メンバーとして未就職者の就業支援に携わった経験をベースに、大学生の就職活動と企業の採用活動をサポートしている。


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