就活応援ナビ

就活の勉強部屋


就活相談室その1 〜就活スタート編〜
あなたは就職活動始めましたか?
とある私立大学3年生のMさん(女性)は「周りの友達が動き始めた」ので、
ちょっと焦って相談にやってきました。
今回はその時のやりとりをもとに、就活をいつから始めるか、エントリー数、知らなかった企業との出会い方、について一緒に学んでいきましょう。


就職活動はいつから始めればいい?

ワタナベ:
Mさんはもう就職活動始めているんですか?
M さ ん :
学内セミナーと就職サイトに登録したくらいですかね。そろそろ始めなきゃ、と思うんですけど。あ、合同説明会の予約はしました。 でも行きたい企業があるというよりは「こんな企業があるんだな」という感覚をつかむために行く感じです。本格的に始めるのはまだ先かなと思います。
ワタナベ:
なるほど、そうですか。確かに就活は必ずしも早く始めればいいというものではありません。 ただし「自分が行きたい会社の選考が終わっていた」ということにならないように気をつけなくてはいけないですね。 そのためにも早めに情報を収集する必要はあると思います。
M さ ん :
私たちが就活をする年度は3月からスタートなんですよね?
ワタナベ:
そうです。Mさんは2018卒なので、大学3年生の3月に就職サイトがオープンになり、面接開始は6月になる予定ですね。 でも、実は昔はもっと早い時期に就職活動はスタートしていたんですよ。
M さ ん :
あ、聞いたことあるかも。
ワタナベ:
以前は大学3年生の12月頃のサイトオープンでした。ちなみに私自身が就活生だった10数年前は、 それよりもっと早くて10月にはスタートしていました。当時は100社とか、多い人だと200社エントリーするのは当たり前な時代でしたね。
M さ ん :
100社!すごい。。。
ワタナベ:
100社エントリーして、50社くらい会社説明会に行って、20社くらいは選考に行っていたかなぁ。 まぁ、当時は今と比べると情報量も少なかったので「とにかく情報を集めていかなきゃ」という意識がみんな強かったのかもしれませんね。
エントリーは数多くしないといけないの?
M さ ん :
そうなんですね。やっぱりエントリーはたくさんした方がいいんですか?
ワタナベ:
うーん、必ず◯◯社エントリーしたほうがいい!とは言い切れませんが、ある程度の数は必要だと思います。
昔と違って今は情報を選ぶ時代ですが、そうですねぇ…ざっくりですが「複数の業界で30社以上」はエントリーしたほうがいいと思います。そうしないと「選択の幅」が広がらないからです。
M さ ん :
選択の幅、ですか?
ワタナベ:
そう。例えば「知っている会社の名前を言ってください」と聞かれて、どんな企業が挙げられますか?
M さ ん :
(何社か名前を挙げた後に)うーん、あまり答えられないです。 出てくるのは自分の興味のある企業とか、あとアルバイト先とか、好きなブランドとかだけですね。
ワタナベ:
そうですよね。私は就職支援や採用支援の仕事をしていますので、比較的多くの業界や職種のことを知っているつもりですが、 それでも世の中にある企業の数パーセントにも満たないと思っています。
ですから、学生さんが普通に生活していて知ることができる業界や企業は少なくて当然です。
もちろん、自分の趣味や身の回りにあるものから会社を知っていくのは就活の一歩目としてすごくいいやり方です。 そのほうが気軽に始められますし、興味を持って進められますからね。 でも、ある程度企業研究を進めたら知らなかった業界にも目を向けないともったいないと個人的には思います。 もしかすると「知らなかったけれどすごく面白い」と思える仕事や「これは自分に向いている」と感じられる企業があるかもしれないからです。
就職サイトや合同説明会を上手に活用しよう
M さ ん :
あまり考えたことなかったです。まだ知らないところに、自分にあった企業が見つかるかもしれないなんて、なんだか楽しみですね! でも、そういった企業はどうすれば見つけられるんでしょうか?
ワタナベ:
いい質問ですね。そう、そこで就職サイトや合同説明会が活用できるんです。
就職サイトは業種別・エリア別・職種別などいろいろな検索ができますので、聞いたことがない業界を敢えてチェックしてみて、企業の情報を観てみるのもいいと思います。また、企業というものは一社で存在しているわけではなく、実に多くの企業と取引をしています。
自分の興味がある業界と関係している業界・企業を探してみると新たな発見があるかもしれません。そういった情報仕入れるために合同説明会で人事担当者の話を聞くのも面白いと思いますよ。
M さ ん :
なるほど。そうなんですね。私が行きたい業界も、もしかすると見えないところで、もっと多くの人が関わっているのかも知れない、ということですね。やりたい仕事が隠れているかも知れないし、つながりを見つけていろいろ調べてみます。
ワタナベ:
そうですね。一つの業界や企業から周りに広げて企業研究を進めると世の中の流れが見えるし、流れをつかんでいると第一志望の説得力が増すので、就職活動全体でも役立つと思います。頑張ってくださいね。



渡辺徹
講師:渡辺 徹
高崎経済大学を卒業後、就職情報会社、出版社を経てフリーに。
公共事業の運営メンバーとして未就職者の就業支援に携わった経験をベースに、大学生の就職活動と企業の採用活動をサポートしている。


ページTOPへ戻る


閉じる


就活応援団 運営会社:株式会社スパン||学生お問い合わせ||企業担当お問い合わせ